伝統に則ったしつらい
平成23年7月、嵯峨野は新しく生まれ変わりました。
コンセプトは『日本』。
日本の文化が凝縮された料亭文化を守り、次の世代へ伝える為に、
今の流行ではなく伝統に則った日本建築といたしました。
季節感を大切にし、日本の祭り事を室礼や膳組に盛り込み、
日本の美を守り伝える役割があります。
単に食事を提供するだけでなく、
日本の伝統芸能に触れて頂く機会を作り、
伝統的な工芸品を大切に使い続けていくのも
料亭ならではと考えます。
是非一度お入りいただき、日本の美を感じて頂きたいと思います。
お部屋
大人数様でご利用いただける舞台付きの大広間、
四畳半〜十五畳の小部屋が4つ(各々茶室としてご利用可)、
玄関右手には椅子・テーブル席のラウンジがございます。
※お部屋数が少ないため、お部屋のご指定はご遠慮いただいております。
おもてなし
もてなしは、
お客様が嵯峨野でおすごしになるひとときを
心地よくすごしていただくものです。
主役はお客様。私どもはお客様のお気持ちを察して、
それに応えるように立ち働くようにしております、
けれども、もてなしは能動的でなければなりません。
お客様がそろそろ次の何かを…と思い始められたころに、
ひと呼吸おいてそれをそっと目の前におだしできるというような、
あるいは、こうあれば嬉しいと思われることを
ご提供できるような心遣いに努めております。
「き」のある料理
四季の移ろいを感じていただける料理を
食材がもつ気を感じながら気持ちを込めて料理を
器が料理のお味を引き立て、目を喜ばせてくれる
嵯峨野でのご会食がお客様にとって佳きことの始まりとなれば…
さらにまたひとつの「喜」が生まれることを願いつつ。
料理の味わいそのものもさることながら、
五感で嵯峨野の料理をご堪能いただければ幸いです。